ばいばい、修羅場

  そんなわけでずっと修羅場のターンでしたが、無事、一本のショートショートと一本の短編を結納しました……!
 短編の方は、個人的に「なんかところどころ一行欲しいなあ」と思ってる箇所があるので、そこらへん直して、部誌が発行されたら、もしくはそもそも北神のが部誌に載らかった場合はすぐにHPに載せまー

 そういやHPは久々の更新だわ。なんと半年以上ぶり……
 もう、クリ●●スもお正月も寒中見舞いもバレンタインやホワイトデー、始業の季節すらキングクリムゾンした更新ですよ。まあ、ブログの方はそれなりに更新してきましたが。
 そろそろ「怒りの日」とかのバナーもはずさにゃなあ……

 とりあえず、今日から二日ほど空の境界(下)を読んで(上はここ数日移動時間に読み終えたのです)らっきょの復習をしつつらっきょSS書いて、夏までに去年果たすことの出来なかった式さんプレゼンツを書くのが、北神の大まかな執筆予定となります。
 その間に、短編の手直しとかが挟まれるでしょうが。
 つまり、近いうちにこんにちは修羅場……?

 え、えーと……自由にしていいんだよな?(戦々恐々

 じゃあってなわけで、久々にリンクやらなんやらー

 ここ数日の購入物

死神のキョウ (一迅社文庫 か 1-1)死神のキョウ (一迅社文庫 か 1-1)
(2008/05/20)


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バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫 い 3-1-5)バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫 い 3-1-5)
(2008/05/30)
井上 堅二

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今日の早川さん 2 (限定版)今日の早川さん 2 (限定版)
(2008/05/23)
coco

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 感想は追々。とりあえず早川さんは読みきりました。ラストでちょっとうるっときちまったんだぜ。この雰囲気がたまらないんだよなあ。相変わらず面白いです。限定版の特製ブックカバーもお気に入りになりそう。

 ◇大変わかってらっしゃる多摩坂さん

 あえて木下優子さんを出すあたり、素晴らしい。
 もう投票期間は過ぎたのですが、まいじゃ〜さんのとこでやってたバカテス人気投票で、なんの偶然か北神は誰よりも早く投票したのですよ。
 票をあげたのは、翔子と優子さん。
 しばらくして、いくつか票が入っていくのですが、akihisafulや姫路さん、ぺったんこや翔子といった面々に着々と票が集まる中、俺だけしか票が入ってない優子さんの不憫たるや……!
 数日してこの記事が投稿されたのですが、その後まいじゃ〜さんのサイトを覗いてみたら、6票だった優子さん票が10票まで行ってた時は、いや偶然かもしれませんが、この人の意外とある影響力から考えて唆された人がいるんじゃないかと思ったり。

 あと是非バカテスマンガ化してください。

 ◇電撃文庫八月刊情報

>◆さよならピアノソナタ
>著/杉井 光 イラスト/植田 亮
>文化祭を控え民俗音楽研究部は準備を開始する。そんな折、真冬と顔なじみ
>のヴァイオリニストが現れナオの動揺を誘うが――。恋と革命と音楽の物語、
>第3弾。

 ( ゚д゚ )
 どうしたんだ杉井さん……!
 五月にイタカ出して、六月にメモ帳三巻、七月に一迅社で聖ファミリア (仮)出して、八月にピアノソナタだとぅ……!
 まさか四ヶ月連続刊行とは……!
 杉井ファンとしては嬉しい限りですヒョー!!

 んでもって、八月にはトラどら8!も出るしなあ。嬉しい悲鳴が止まりません。
 ちなみに六月の電撃新刊としましては、禁書16巻、神様のメモ帳3巻、あとリネア様……じゃなかったタザリア国物語4巻購入予定。つーか、もう東京とかでは売ってるんですってね。明日買いに行きます。
 七月は付喪堂骨董店四巻くらいでしょうか。
 どれも楽しみ。

 ◇【行政】「このままでは家族を養っていけるか不安だ」 職員組合が橋下知事に直談判〜大阪府庁

 ちなみに北神の就職希望先の一つとして、大阪府職員や警察機構といった公務員へとがんばっていきたいので、この無能ゴネ厨にはとっとと辞めていただいて俺の俺の俺の枠を増やしてもらいたい所存。

楽しいホラーの楽しみ方

 日本語が不自由な方ですかと尋ねたくなるタイトルですね。


 今回は前編的な。いや、このエントリはこの記事で完結しますが、とにかく前編ということで。

 昨日や、それ以前に書いた気もしますが、北神はホラーをあんまり楽しめません。
 というのも、なんというか自分はフィクションにおける「怖い」という感情が希薄なんじゃないかなあ、と。Missing全巻読破しましたが、Missingスレの住民は怖いグロいと盛り上がってる中、自分は「そうだったかなあ」と眉をひそめてみたり。人間が一番怖いですよね。
 ところで、ホラー映画とかであるバン!!とか大きな音を立てていきなり幽霊だったりゾンビだったりが出てくるのへ「うをっ!?」となるのは、正常な人間なら「反射」でなると思うので、怖い、に含まないことにします。あえてソレを含むとしたら、そのシーンを過ぎた後も頭の中にこびりついてモヤモヤするとか、そういう場合。

 さて、こういう風に書くと、なんというか「ホラーとか言ってるけど別に怖くないしwwww」だとか「ハバネロ辛いとか言ってるヤツ味覚障害だろwww」みたいな、上から目線の優越感的記事に見えなくもないですが、自分の心境的には、全く逆だったりします。

 だって、怖いからホラーであり、怖がる為にホラーを観るというのに、怖がることができなかったら、もったいないじゃないですか。物語における、最大のウリを楽しめないんですもの。こんなにもったいないことはない。

 しかしながら、自分が昔からホラーが「得意」だったかといえば、そうでもなく。小学校の頃にやっていた「らせん」なんかはめちゃくちゃビビってた記憶はありますし、忘れもしません、小学校の頃、日曜日の昼にやってたホラーモノでピエロが追いかけてくるホラーなんて今でも「ピエロだけは苦手分野」という印象を自分に与え続けています。あの日、食べていた昼食はたこやきでした。それすら覚えてるくらい、自分にとってピエロは鬼門のようです。アレ以来、ピエロが「怪物役」として出てくるホラーモノを観た記憶がほとんどないけど(意図的に避けているというわけでなく)。マイナーなのかしら。

 あらためて「黒水村」を読んだ時に、再三にわたってホラーについて考えたのですが、小説という媒体に於いては、自分はどうあってもホラーを楽しめないかもしれない、と思ったり。
 というのも、自分は文章を脳内でシーンとして映画のように再生することを、あんまりしないんですね。
 文章を想像で映像とするより、想像を情報に置き換えて脳に留める、というか。セリフとか、心境描写とかになると、脳内に巣食ってる音声変改ジェネレーターが駄目絶対音感に従って声優ボイスで流れるのです。まあ、情報って言い方をすると淡白に思えるかもしれませんが、ラノベとかでも結構簡単に涙腺決壊する人間なので、それなりに吟味してるとは思うのですが。

 ……という感じで、とりあえずここ最近、胸に秘めていた言葉は大体吐き出したのではないかとか。
 ここから先は地雷バトン的なものと思ってコメント欄にでも書いていただければ、とか。

 あなたのホラーな所見

Q.1 あなたはホラー作品をよくみますか
Q.2 あなたが主にみるホラーの媒体を教えてください
Q.3 ホラーといわれて、何を想像しますか 複数回答可(例:幽霊・廃墟・吸血鬼・ゾンビ)
Q.4 あなたのホラーの最高傑作はなんだと思いますか
Q.5 あなたはホラーが平気ですか、苦手ですか
Q.6 あなたはホラーが好きですか
Q.7 ホラーについて、好きに語ってください

 七問ってえらい中途半端だなー、とか思いつつ、今考えて今書いて今投稿なんて所業を行ってるので、あんまり深く考えちゃいけないですよ? あと、Q.7は無視していただいても。
 後編の内容としましては「楽しいホラーの書き方」ということで、自分が一年ほど前に考えた「ホラーってどう書けば良いんだろう」ということについて考えたメモ的なものでも。
 まだ一文字も書いてませんが、ここいらで自分の創作に関するネタの作り方なんかも公開するやも。まあ、そんなたいしたものではないですが。

ラヴ・フリーク (広済堂文庫―異形コレクション)ラヴ・フリーク (広済堂文庫―異形コレクション)
(1997/12)
井上 雅彦

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クロノベルト

 徹頭徹尾九鬼先生ゲーでした。この人の魅力は天井知らずだな! もっとやってほしいですが、今回ので完全に決着ついた感じでもあったりで。
 そんなわけで感想。
 

 復讐するは神になし

 すずルートにおいて、双七がセラフを使わなかったエンディングから。
 九鬼先生のついぞ果たされることのなかった復讐(アレは偶然とはいえ、酷く、そして不覚にも笑ってしまった)。
 誰もが九鬼先生に復讐させてあげたいと思い、そしてそのユーザーの気持ちを最大公約数的に果たした後味の良すぎる復讐劇になったんではとか。
 いや、冒頭のシーンを見て、
「あ、こりゃ九鬼先生殺さないわ」
 と感じてしまったのですが、そして結構ベタな「復讐」ではあったのですが、その運び方が本当に上手く、らしく、素晴らしい。
「俺はどうしようもなく人間だったってことだ」
 のセリフは、原作を知ってる人間にとってはそれだけで思わずぐっと来てしまいます。
 んでもって、マグダラにも勝ってしまう九鬼先生凶悪すぎです。この人ほんとに化け物だなあw
 
 しかし、それにしてもイチナ
 ずっとずっとずっとずっと死ね死ね死ね死ね思ってたのですが、なんというか、ここまで憐れになると、九鬼先生の如くその気持ちがなえてしまうのも、分からなくはなく……
 ただ、周りの人間がどれだけ愛を育んでも、裡に眠る狂気がいつか萌芽しそうなんだよなあ……と思いつつも、ここまでしたんだから、絶対護身以外で人殺すなよ! と念を押し続けたくもなり、そして誰かを救うことに身を窶し続けるのであれば、北神自信、イチナを許せるかもしれない……と思ったり。なにいってんだ、お前はと思ったりもするのですが、それだけ九鬼先生やあやかし勢に思い入れ強いのですよ。
 個人的には、後に続いて欲しいゴルドロック世界の作品で、セルマかコゼットを庇って死ぬシーンがあれば、「不良が猫に餌を与えていた」的好感度アップは必須かと。最後に九鬼先生に誇るんだぜ。やべ、ディスプレイが曇ってきた……


 かりそめの旅人たち

 アルフレッド救済編。ルートは雪編かしら? 結構ごちゃまぜルートっぽい感じではある。
 謎の少女については発売前のプロペラスレにさらっと書いてあってネタバレ食らったのですが、いやしかし、あの後に発売された剛田とかみてもそんな情報なかったので、どの雑誌に載ってたんだろう……というのが目下気になったり。

 ともかく。
 こちらはアルフレッドが神沢市に行く――ちゅうことで、生徒会メンバー勢ぞろいという時点で楽しい内容になるのは想像に難くなかったので、安心して楽しめました。
 特にゴトゥーザ様の、ウラジミールに毒されたオタネタを嘆くシーンなどなどなどなど素敵過ぎる。やっぱりトーニャは可愛いなあ。
 しかし、元の作品ではおばん声だったあの人の声、可愛すぎではなかろうか。可愛いからいいけど。
 んでもって、カウントダウンボイスでサブキャラと一緒に出ていた、しかし一応ヒロインで、でも一切違和感のなかった薫さんの声が小さいわ早いわで全然聞き取れねー仕様は酷い。浅川の姉さんももう歳か。しょうちゃんと結婚してフヌけたんじゃなかろうか。

 ラストのアルフの宣言はかっこよすぎです。自分はバレバトプレイ時、そんなにアルフのことが好きではなかったのですよ。嫌いでもなかったのですが。しかし、コレやってから、「ああ、この人もダークヒーローの素質あったんだなあというかかっこよすぎだろ常考」と。

 
 クロノベルト

 惜しむらくは、フリーで色々できる選択肢が少なかったこと。
 それ以外は大変満足。
 序盤からすごい勢いでえっちしまくる双七くんや完璧執事。そして唐突に始まりまくる殺し合い。
 輝義と一兵衛との共闘とか、ありえなさすぎて素晴らしすぎる件。

 やはりここでも九鬼先生とアルフのかっこよさが際立ちます。リックや双七君のがんばりも、そして何よりトーニャがメインヒロインしすぎてる。どうしたんだろう、ほんと、めちゃくちゃ可愛いです下手すると本編以上に弱々しくて。あの完全無敵トーニャさんがですよ。いいぞ、もっとやれ!
 恋する刀子は切なくて、双七さんのこと想うとすぐ一人えっちしちゃうのとあったレスが面白すぎて吹いた。
 しかしこの人クリーチャー好きだなあw これもいきもののサガか。

 いやあ楽しんだ楽しんだ。スレみてて納得するのですが、バレバト本編に小説、そしてクロノベルトがいずれ起こるであろう聖堂評議会との全面戦争というかマグダラとの決着の下地に見えるよなあとか。
 あの世界観はもう滅茶苦茶好きなので、是非アレの続きがみたいのです。虎執事もまだまだやれることあると思いますし、いっそのこと「月姫2」みたくというかクロノベルトみたく複数主人公でかつ街みたいなザッピングシステムを使ってゴルドロックを駆け抜ける物語を作ればいいのに(製作者を殺すつもりか

 んでもって、なんかあやかしびと弐の話で盛り上がってるなー、とクロノベルト起動して、埋まってなかった壁紙を見ると、そこにあやかしびと弐の嘘予告っぽいものがあったのね。

 ……、うおおおおおおぉおぅ……!

 何コレプロペラさん早くこれ作ってくださいさあさあさあ。
 もちろんPS2版あやかしびともプレイ済みなので、ほうにゃんについての予習も、小秀厳についてもバッチシなので、是非これをやって欲しい。
 小秀厳ですが、あきらかに双七くんの能力を使ってるあたり、一乃谷の血は牛鬼の呪いを克服したのかなあ……と思いつつも、

 ま さ か の 主 人 公 T S で レ ズ も ホ モ も い け ま す

 とかだったらある意味斬新だよなあ。明らかに闘争と愛憎とで殺し愛作品なのに、いっそギャグみたいな設定。
 んでもって双七君が小秀厳はおろかほうにゃんや九鬼弟子、その他女の子全員食っちゃったりして刀子さんにぶっ殺されるの。
 うわぁ、伊藤誠を越えられるかもしれん逸材だなそりゃ。というか、止だそれは。

 しかし、上杉先輩の息子ですが、刀子さんルート後って事はお母さんは美羽だよなあ……と思うと、それにしてはメガネかけてある当たり七海さんと結婚したのかしらと思ったりも。
 まあ、そっちのが自然ではあるとは思うのでいいのですが、とりあえずあの時、双七くんは生徒会のことを思わず刀子さんのフェラを優先して美羽フラグ絶ったってことで解釈。
 この作品の一番の問題は、ほうにゃん役のパクロミを連れてこれるか……ゲフンゲフンではなく(いや個人的には重要なのですが! まあ生まれ変わりだしいいかな、とも思ったりもして……)ほうにゃんを攻略できるかだよなあ(それ以前に、本当に作られるかどうかを心配しろよ

 どっちにせよ、小秀厳の戦闘スペックは潜在的なものも含めて全盛期の九鬼先生クラスに至れる可能性秘めてるよなあ……

クロノベルト -あやかしびと&BulletButlers クロスオーバーディスク-クロノベルト -あやかしびと&BulletButlers クロスオーバーディスク-
(2008/05/23)
Windows

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黒水村、零と羊飼い

 本日の一迅社レビューは二本。現在はANGEL+DIVE読んでます。その次は死神のキョウを読む予定。女装モノはあまりの感想数の少なさに、ちょっと敬遠。女装少年フェチでもショタフェチでもないですしねー。ゆうきゅん? あんなに可愛い子が女の子のはずないでしょうに何言ってんですか貴方……

 ◇零と羊飼い ☆

 L・O・V・E!とか大好きな全国の地雷処理班諸君に告ぐ。
 これは、最高の、ご馳走だぞぅ
 中盤から終盤に行われたゲームの趣向としては面白かったのですが、そもそもキャラに感情移入できない。その時点でこの作品はかなりアレだと思うのですが、ラストの超展開のあまりの酷さにしばし呆然。コレはないわ。
 他所のレビュー作品を見回っても、クソミソに叩かれまくってワロタ。
 えーと、地雷を処理することに義務めいたポリシーを感じる方と、マゾの方以外には一片たりともオススメしません。

零と羊飼い (一迅社文庫 に 1-1)零と羊飼い (一迅社文庫 に 1-1)
(2008/05/20)
西川 真音

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 ◇黒水村 ☆☆☆

 和風ホラー。評判がいいようだったので、買ってみました。
 個人的にホラーをあまり楽しめない人間というのもあってか、普通の作品に思えました。
 かまいたちの夜2のサブシナリオっぽい印象。
 よくできては、いると思います。ラノベでホラーって珍しいですよね。missingも全部読みましたが、そういやあの時もあんまり怖いとか感じなかったなあ。
 かまいたちの夜2は、ビジュアルや音楽にも訴えてきたから、結構怖い(気持ち悪い)と感じた気はしますが、でも零は萌えゲーだと思ってプレイしてましたし……うーん……
 ただ、一迅社スレをみていると、「幽」というホラー賞(?)で、大変評判が良いらしいので、そっちの方には手を出してみようかと。

黒水村 (一迅社文庫 く 1-1)黒水村 (一迅社文庫 く 1-1)
(2008/05/20)
黒 史郎

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 いやしかし、最近神神と連呼してるくらい、いい作品……か、↑のような酷い作品ばかりに出会ってきたので、この個人的になんともいえないような作品に出会えてほっとしていたり。
 作品の審美眼というか、中途半端なものを見分けて避けるカンのような機能がついたのかなあ、とか。
 昔はそれこそ無造作に読んでましたし。

九鬼、魂の座

クロノベルトコンプー

 いやー、とんでもねーご馳走でした。
 プレイ時間的には15時間かそこらだったのですが、弾丸執事本編はラストのアレで食い足りない感があったのですが、今回はもう大満足で御座います。
 いやー喰った喰った。もう…喰ったさ。ハラァ…いっぱいだ。

 色々書かないとまずいものが溜まってるので長文感想は明日か明後日に回しますが、とにかく、九鬼先生がマグマ溢れすぎて恐ろしくヤバイです。
 ところどころクるものはありましたが、ラストのラストで嗚咽洩らしながら号泣してしまったわん……ありゃ卑怯。
 そして、2chみて、ラストバトルでの双七君の使った武器の真意というかネタに今更ながら気付かされる俺……その瞬間、もう爆笑。あの燃える決戦が彼方に飛んでった気分だぜ!

クロノベルト -あやかしびと&BulletButlers クロスオーバーディスク-クロノベルト -あやかしびと&BulletButlers クロスオーバーディスク-
(2008/05/23)
Windows

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とりあえず、二冊

 一迅社文庫、まずは二冊読みました。読んだのは以下の通り。

死図眼のイタカ (一迅社文庫 す 1-1)死図眼のイタカ (一迅社文庫 す 1-1)
(2008/05/20)
杉井 光

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ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫 し 2-1)ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫 し 2-1)
(2008/05/20)
朱門 優

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 まず一冊目は杉井光の「死図眼のイタカ」

 ◇死図眼のイタカ ☆☆☆☆

 一迅社文庫スレでは微妙微妙と言われてましたが、自分的には結構当たり。神様のメモ帳さよならピアノソナタを読んでいた贔屓と、ハズレハズレと言われていた心構えがあってかもしれませんが、冒頭のSNEGに始まり中盤までの盛り上がり、そして謎解きにおけるホワイダニットもなるほどと頷ける。
 結末としては問題の先送りなイメージがあるので、次巻の展開次第でいくらでも化ける可能性を秘めてるかと。個人的には杉井さんにはピアノソナタの続編を書いて欲しいですが。
 藤咲も好きですが、言うまでもなく沙都子が好きです。

 お次はお朱門ちゃん。

 ◇ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 ☆☆☆☆★

 さすがエロゲライターといいますか、地の文の言い回しがまんまエロゲです
 こう、主人公のどこか斜に構えたような不満を前面に押し出した、エロゲ文。
 ドSでルックスは美を体現したような巫女。不思議少女のロリ。陛下とあだ名される、自分を世界の王と信じて疑わない便利な男友達。まさにエロゲ。しかし、その掛け合いは滅法面白い。

 実は北神は初お朱門ちゃんなのでして、自分の中のお朱門ちゃんは理知的で理詰めな文章を書くと勝手に想像してたのですが、それがいい意味で裏切られました。そしてエロゲエロゲ言ってる文章ですが、途中からそんなん気にならなくなるくらい、面白いです。

 また、お朱門ちゃんのシナリオはどんなにのほほんと始まっても最後はとんでもない超展開だと言われていたので覚悟して読んでいたのですが、この作品の蓋を開けてみれば、全然そんなことなくしごくまっとうな内容に感心。
 これは、かなりいい青春小説です。一度読んだ小説はあんまり読み返さない北神ですが、コレはすぐに崩したい積み本を消化したら、またじっくり読み返したいと思います。
 あとその内いつそらやってみようかと。

 今、零と羊飼い読んでますが、冒頭に、どうもティンとクるものがないなあ……とか。まあこれの感想は……明日と明後日はクロノベルトに忙しいと思うので、月曜日辺りに。

沢山、本、重ねて

 昨日一迅社がどうとかいってましたが、今日の日記はその、一日前のお話。
 一迅社文庫創刊ということで沢山買ってきました。

 

 先日の購入物

死図眼のイタカ (一迅社文庫 す 1-1)死図眼のイタカ (一迅社文庫 す 1-1)
(2008/05/20)
杉井 光

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ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫 し 2-1)ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。 (一迅社文庫 し 2-1)
(2008/05/20)
朱門 優

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零と羊飼い (一迅社文庫 に 1-1)零と羊飼い (一迅社文庫 に 1-1)
(2008/05/20)
西川 真音

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ANGEL+DIVE (1) (一迅社文庫 (し-01-01))ANGEL+DIVE (1) (一迅社文庫 (し-01-01))
(2008/05/20)
十文字 青

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絶対可憐チルドレン・THE NOVELS~B.A.B.E.L.崩壊~ (ガガガ文庫 み 4-1)絶対可憐チルドレン・THE NOVELS~B.A.B.E.L.崩壊~ (ガガガ文庫 み 4-1)
(2008/05/21)
三雲 岳斗

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GS美神 極楽大作戦!! ~水迷宮の少女~ (ガガガ文庫R ま 1-1)GS美神 極楽大作戦!! ~水迷宮の少女~ (ガガガ文庫R ま 1-1)
(2008/05/21)
松井 亜弥

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 以上、新刊六冊。

 えーと、何から読もう……

 最初にして最大の疑問ですよ。とりあえず一迅社文庫から手をつけようとは思うのですが……とりあえず、評判訊くとハズレらしい、しかし自分にとって一番読み親しんでる杉井光の『死図眼のイタカ』から……と手を付けると、いきなり「それなんてエロゲ?」展開。
 黒髪ロングストレート(残念ながらひんぬーではなかった)で素直デレレレレピキツンな貞淑おにゃのこが出てきただけでもう満足なのですが、表紙のイタカの腋も大変けしからんです。

 というか。
 コレを買ったあたりに、ちょうど『カオスレギオン04』を読み終わったわけで。あと一冊で完結なわけで。『03』『04』と、「お前らラスボスかよ」と言わんばかりのジークらの苛められっぷりと素晴らしい展開・苦戦っぷりがたまらなすぎて、そして『03』『04』とレオニスを惑わし続けたレティーシャたんがついにジークとの対決を控えるわけですよ。
 更に、何より『カオスレギオン』第二期シリーズのもう一人の主人公とも言えるトールどうなんのさかっこよすぎなんですがと。
 もう、北神はどうしたらいいのかわかりません。読むぞ!?

 あと、この作品ジークも大概モテますが、何気にレオニスも結構モテるよな。男にも。やっぱりショタは強いのか……

 そんなことを思いつつ、本に埋もれて嬉しい悲鳴をあげたりするのですが……ついに、本棚が、完璧に足らんようになっとうです……
 四段×二つ積みの『一軍』はおろか三段×奥行きで二つ詰め×二つ積みもいよいよもって溢れ、更にマリみてなんかはとっくに紙袋入りですし、ダンボールにマンガ二箱、もう一箱は電撃hpにファウスト、パンドラに電撃海賊本でいっぱい。それでも足りずに100均の小物入れにmissingやらバクト!やらの完結物がところせましと……

 ……うわあ

 途方にくれる北神。
 ラノベで4000円。昨日らっきょDVDで7000円、金曜にクロノベルトで6000円……うぼあ……
 本棚を買う余裕なんてなく、しかしそんな北神をあざ笑うように増えていく本(だったら買い控えろよ)……迫る締め切り、字が埋まらない原稿、ケツを叩く実験、すぐに控える実験レポート……ものすごい勢いで削られる時間……でも読む。エロゲもする。使える時間を最大限に読むことに費やしますよーよーよー