基本情報とスプライト感想の前に

 自分用メモと自戒とか込めて。
 先日の日曜日に基本情報の試験があったとか。
 訊くところによると、基本情報の合格率は二割程度……なのですが、3Dゲー開発会社に就職を旨として専門学校に通っているツレ曰く、そういった情報関係の専門学校は一人でも多く基本情報の資格を与えて次期の生徒を呼び込むためのキャッチコピーにするために、生徒全員に基本情報の試験を受けさせるそうな。
 無論、その中には受ける気もなく申し込ませられる生徒も少なくなく、中身は言うまでもなく惨敗。
 ―――故に、この合格率二割というのは当てにならないそうで、実際問題、しかるべき勉強をすれば比較的取れる資格だとかなんとか。
 まあ、これをいったやつは基本的に結構はすにかまえたモノの見方ばっかりする偏執的な人間なので、それを訊いた時は話半分に聞いていたわけで。

 んでもって昨日のまわりの日記を見てみると、北神のマイミクさんの中で二人、そしてブログ友達の一人――こちらは試験とだけ書いてましたが、十中八九該当するかと――の合計三人が受けたそうで。
 そして、その中で少なくともお二人は勉強範囲と自称と自虐から取るに「受からないのが分かってたけど受けた人」だったり。
 その中で少なくとも一人はその上で「得るものはあった」と称していたりするのは余談です。
 不謹慎というかアレですが、こういう実例を自分の周りでみせられると、ヤツの言ったこともあながち法螺ではないんだなあ、と。

 で、何がいいたいかというと、合格率を気負わずに頑張れば取れる資格である、という再確認。

 ……で、こっからは自分の指針。
 自分も在学中に基本情報の資格は取ろうと思っていたので、まずは過去問を買ってみようかと。どうも過去問から結構出題されているらしいです。
 北神のこの一年は出来るだけ苦労を買ってでも手に入れよう、という趣旨でいきたく。……まあ、どうせすぐに破綻するんですよこの口だけ星人は。ただ、その口だけでいられる間だけでもちょっとやっておくと、後で切羽詰まってやらざるを得なくなった際にきっと役に立つと信じてスタートだけでもダッシュしよう、という計画。
 マラソンでいうなら、最初に先頭集団に躍り出てすぐさま息切れ。ラストでしんどい思いしつつも、最初のほうで距離を稼いでいた分だけちょっと楽、みたいな。
 リアルのマラソンだったら自分は馬で言うと先行タイプだったのですが、まあ土俵が違えば上手くいかないのです。

 こっからは趣味の話題。
 スプライトシュピーゲル四巻を読んでるわけですが……これは、シャレにならん。
 ドラマガで前後編で連載された冬真と鳳のデートって長編だったら収録されないんじゃないの? ってことは短編集で五巻収録? と思っていたのが冒頭で収録されていて良かった良かった。
 んでもって、本編。
 自分はまだ中盤に差し掛かったところかな? というところなのですが……えーと、すみません、この序盤は多分作中一番の盛り上がりなんじゃないでしょうか?
 というか、中盤以降これ以上の盛り上がりを魅せるとなると、もう本当に冲方唯一神と崇める以外の選択肢がないのですが。

 以前、両シュピーゲル―――とりわけスプライト側の三巻の感想において自分は、

> 更に言うなら、これだけ大きなことをやってのけたのに、スプライトのラストの展開を持って、
>「ますます面白くなってきた……!!」
> と思わせる期待のさせ方がニクい。

 と書いています。そして、それを本当に実現しつつ、さらに軽く上回るんじゃないか? もう想像の範疇外の特大モノの!
 と。そういった期待さえ持たせるあたり、まじパねえです。
 明日か、明後日には読み終わると思うので、優先して感想を書きますが、いやもうこの時点で☆五つをあげたいくらい、素晴らしい。
 二巻までは本当にオイレン>スプライトだったのに、三巻、そして四巻に入るに辺り、どんどんスプライトのが好きになっていく自分がいる。本当に傑作です。是非オイレン、スプライト両作品に触れて欲しい。その思いのたけを近日ぶちまけたいかと。