またぞろジャンプ買ってきた

　そんなわけで久々に週間少年ジャンプを購入。無論、目的はハンターなんですが、今回はもうひとつ、去年の中ごろからカオスすぎる展開を魅せつけてきすぎたアレもですよ。
　んで、ハンター。
　もうね。
　や、あの十週連続に比べたら、多分そんなに面白い！　ってワケじゃないと思うのですよ。
　でも、気づけば今週のを三べん、四べんと読み返してる自分がいるわけで。慣れかしら。
　しかし、やはり今のジャンプ勢の中で一等なのは変わらず。本当に王者のカンロクですわ。

　お次はラノベ感想。

　◇とある飛宙士への追憶　☆☆☆☆☆

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い) (ガガガ文庫 い 2-4) (2008/02/20) 犬村 小六 商品詳細を見る

　フランさんの日記から引用。
　

＞ガガガ文庫はこの作品を世に出しただけで創刊した意義が十二分にあります。

　全力で同意する！
　また、

＞「カリオストロの城」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」に通じる万人に向けた面白さがあります。

　ここが的確すぎるほどに的確。しかし、それだけに止まらない魅力に満ち溢れています。
　意識したか否かはおいて置いて、間違いなく2008年私選ベスト10に入る傑作だと自信を持ってオススメします。

　正直、タイトルから、またネットで（というか、平和の温故知新とまいじゃーで）絶賛されていることから、
「どーせアストロノトの二番煎じだろ」
　と、冷めた目で見ていたのですよ俺は。
　コレは同じ理由で「ベン・トー」にも通じます。バカテスのｒｙみたいな。
　まいじゃーで奇妙なほど「暴風ガールズファイト」を進めてるのも、どうにも読まず嫌いな理由になってる気がする。
　や、あのサイトは非常に有益だとは思うのですが、あくまで一線を越えない程度に薦めて欲しい、というのが自分個人の思うところ。本当に勝手すぎるあれですが。
　
　……と、話がズレました。
　引用やらだけで話を終えるわけにもいきますまい、感想ですしね。
　とにかく読後感が素晴らしい。
　終章を読んで、改めて表紙を見ると、「ああ……」とえもいえぬ気持ちになります。よく出来てる。綺麗に出来すぎてるほどに、よく出来てる。
　また、第二次大戦時代くらいの技術レベルでの戦闘機描写は手に汗握る握る。技術では絶対の自信を持っていても、圧倒的に性能の劣る機体での空戦はガチとしか。
　自分は戦闘機やらに造詣が深くないので、細かいところを突っ込むとボロがでるのかもしれません。
　……が、それを補って余りある魅力があると判断します。

　もう俺ファナ様に忠誠誓うわ。しかし、某親善大使もやってましたが、あの儀式は俺の性癖とかを知ってる皆々様が想像に固くない程度には嘆いております。くそぅ！　いや、しかし、何らかの形でなしとげなければいけないのです。がんばってファナ様！　バカ皇子に挫けないで！

　あ、この作品あとがきがないので、先にあとがきを読もうとして終章を誤って目に入れてしまう、というファンブルはあまりに勿体無すぎるので気をつけて！

　次。
　◇ゲーマガ四月号のＱＭＡポスターが凶悪すぎる件について
　や、シャロン様はいいのです。いつも素晴らしいですね。あー、スレンダーで？
　問題はリエル。

　……その水着とガマグチはどういう構造から成り立ってるのか、おいちゃんにもっとよく見せてくれないかな？

　なんというか、コレは新しすぎるのではないだろうか。お代官様ごっこが一瞬霞むほどの、耐え難い『何か』……そう、胸のトキメキめいた魅力がですね？
　財布のガードが崩れるときと乳のガードは同等と申すか。商人……おそろしや……！

　◇月吉ヒロキ：独蛾　「黒タイツの神が帰ってキター！」
　関連・一途な愛の二つの形：月吉ヒロキ「独蛾」／真田鈴「すきなんていってあげない」

　月吉ヒロキの「夏蟲」は私選エロマンガベスト5に入るほど、大変けしからん、気に入っている、実用的なエロマンガなのですが、今回はスルーしようかなと。
　そもそも、設定が「不感症」「変態教師と変態医者がエロスする」「催眠」ですよ。
　なんとゆーアタマの悪い……
　ようするにアレでしょ？
　不感症の少女が、変態どもに好きに躰を触らせるとか、催眠でヤらせるとかそんな話でしょ？

　……そう思っていた時期が私にもありました。

　サンプルがあったので、見てみたのですよ。
　や、超大味にみて、自分の想像の一端は、間違ってなかったのです……が、いや、開けてみれば超俺好みの展開でした。素晴らしい黒タイツ。
　本屋とかカンケーネー俺の愚息がビンビン反応するんだぜ！うっひょー！
　……いや、それくらいのモノでないと買わない、という主義もあるんですよ？　本当ですよ？（だからそれが問題だというに）

　とにもかくにも、……その、こういうのを薦めるのは人として軸がブレてるとは薄々感じているので薦めはしませんが、個人的に素敵なご馳走だと主張しておきます。

　そういや、去年度末あたりにだんげさんトコで「コアで行こう！　エロマンガ10」という企画があったのですが、それに参加していたら間違いなく「夏蟲」はセレクトしてましたよ？
　まあ、参加しなかった理由は10冊も読んでない、ということだったわけですが（それ以前に人として大切なものを失ってること前提だということに気づけ）。

　今なら10冊はあるかなー、とか思いつつ、五冊だけセレクトしてみんとす。

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　条件は、基本的に「エロマンガ10」を踏襲しながら、
・一作家一作品。
・また、2007年末までに発売されたもの。
・アンソロなどはスルー
　の三点。
　
　ちなみにこの私選は「この鬼畜（下種）野郎」と罵られてしかるべき性癖だと自認しているので石を投げないでっ！
　また、上記以外でだと、竹下けんじろうの「RYOKO」なんか、エロは薄い（というかほとんどない、というか元の掲載雑誌からしてエロマンガでない）ですが、物語として非常に面白いです。
　エロ特化ですと、士土大介の「恋するニーソ」とかもいい感じ。

　ところで、上記関連リンクの多摩坂さんの担当するエロマンガの中で、「少女流幸福攫取論」はちょっと前から気になってたのでいい加減買ってみっかー、とか。
　しかし、「苺の花嫁」はあんまりいただけなかったなー。
　や、理由は多分「巨乳だから」だとも思うんですが。
　ラスト付近は一般でも通じる（というか、一応18禁ではないのですこの本）上手さがあったのですが、序盤からのエロマンガらしい強引さというか、そのあたりが上手く入り込めなかったり。

　
　日記の最後を飾るのがエロマンガというのもどうかなー、と思わなくなってきた俺ですが、QMAプレイ記その3ということで。

　……中級魔術師になりました。
　やりすぎだ、俺。QMA4の時でさえ、最終的に上級魔術師２級とかそんなだったのに。
　気づけば購買で500マジカのマジックエッグ買えてたからなッ！
　これがシャロン効果か。
　このお金を使えばPSPソフトの廉価版の中古くらいは買えたんじゃなかろうか、とか思うとちょっぴり鬱ですね？
　具体的に言うとｘｉ。アレ中坊の時にツレん家でひたすらハマって対戦してた記憶があるんですよ。
　ただサイコロの上に乗って、それを転がしてその数字分だけ繋げて消すだけなんですが、コレが存外に頭を使う。

　例えば５を五つ以上繋げれば５の群が消えていくのですが、その消えていく内に、（消す側の敵プレイヤーが）よそから持ってきた５を繋げば、その５の群を自戦果として横取りできる。もちろん、そいつが沈みきる前に再び５を横槍すれば簒奪できるのですが、消えていく間に上手く転がせずに５を接敵できなかったり、また相手にガードされたりとシンプルなクセに良く出来てる。
　サイコロなので、１の裏には６がある。んで、どういう動かし方をすれば効率よくサイコロを消せるか、また相手を邪魔できるか……といった一喜一憂した駆け引きが実に面白いのです。……まあ、それはようするに相手がいればなお面白い類のものではあるのですが。
　一人プレイはやったことがないのでわかりません。
　中古ゲーム屋にいけば500円以内で購入できると思うので、気になる方は是非プレイしてみてくだ。

独蛾(TENMA COMICS LO) (TENMAコミックス LO) (2008/02/29) 月吉 ヒロキ 商品詳細を見る