あらためてあけましておめでとうございます

 今年はいつも以上にグダグダ感が拭えませんが、主に俺と皆様にとって、今年が最良の年であるよう。
 ……と、いいつつも、2007年は北神隼人というオタクにとって、最低五年はこないであろう、本当に素晴らしい年でありました。
 TYPE-MOONの新作こそありませんでしたが、Fate/zero、マルドゥックを初めとする冲方丁という天才との出会いに始まり(まさに年始でしたし)、アニメ、小説ともども、非常に充実したオタクライフを送る事ができたと確信しております。念願のコミケにも行くことができましたし。
 そこらへんの総評が、まだテキストとして書き起こしきれていない、という、最後の最後でダメを出しましたが、去年のラストと今年の初めを跨いで、Fate/zeroの最終巻、そのエピローグを図らずとも味わっていたのは、「俺の一年が終わった」と思わざるを得ませんでした。
 録画してるガキ使もまだ観てないしな!

 そして、2008年ですが、いきなりテキストに追われております。
 まず、2007年の総評。これは意地でも終わらせなければいけません。まだ、俺の2007年は終わってないのです。
 そして、去年の初めに超掌編長門SS「長門有希のお年玉」を某所、今年もやろうと思います。
 ……というか、もう書きたくて仕方がないw
 内容は、お年玉とは似ても似つかぬものですが、2007年に終止符を打ち、2008年の門出にしたい気持ちで、短編程度の枚数を。
 さらに、2005年の最初期から追いかけていた、とある同人誌の完結版の感想を。

 テキストの話はここまでにしておいて、また失敗です。
 一月一日から、二日かけてアニマックスで放映される、「ジョジョの奇妙な冒険第三部OVA」の、一日分を見逃してしまった……!
 二日分はとりあえず録画することができましたが、一日――第一話から第七話までの分をまるまる見逃したことに。
 くそう、中学の時、ツレの家で観た「ヴァニラ・アイス」「DIOの世界」に加え、GUBAで観た「ダービー兄」とのポーカーは、全て二日放送分に属するものなので、悔しさ倍増。また観れるのは嬉しいのですけどね。

 さて、今年の抱負なんかも少し。
 とりあえず、今年こそは同人誌の出版を。できればコミケで出したいです。とりあえず、夏に出せたらと。無理だったら冬。落ちたら……インテックス大阪で行われるイベントででも出そうかしら。
 ジャンルは創作(オリジナル)あたりでミステリみたいなものなんかを。
 また、コチラの事情のどういう結果になるにせよ、そろそろ誰にも縛られない時間がまとまって手に入るので、姫さんとこのコトキ回廊あたりに入れてもらいたいなあ、と。
 基本的に受身でしたが、そろそろ前に向かって積極的に行かないと、自分自身、これではいかんとおもうので。
 作家というのは、なるのは簡単です。
「私は作家だ」
 そう、一言いうだけでその人は間違いなく作家です。
 ただ、何も残していないだけ。問題は、どうやって出版に、創造にたずさわるコネを手に入れるか。ここでいうコネとは、下衆な言い方をするならば、単純に知り合いのツテで出して貰う――みたいなアレになりますが、例えば○○賞を取った、その人物。これはコネです。『そういう繋がり』ですから。
 なんだったら、同人誌でも出せばいいですし、HPで作品をUPしたらいいのです。質や量の多寡ではなく、誰が認めるかでもなく、自分の心持次第。
「こんなの作家じゃない」と思うのと同様に、「これは作家だ」と思うのも自由、というわけです。

 そもそも資格なんてものはありはしないのです。何か賞を取り、商業をベースにおいた出版を行えば、それが資格たりえるかといえば、そうではありませんし。
 何をもって、『作家』足りえるか。そんなものは人それぞれです。
 そして、北神に真の意味でそれを発言する資格はありません。そう、自分自身判断してますし、或いは、まだそれを見出していないだけかもしれません。
 それを見極めるのも、また『作家』。
 作家さっかサッカと、なんかえらそうな言葉ですが、別に、全然そうでもないと思う。

「私は作家だ」というだけで、その人は作家である―――とは、確か、13歳のハローワークだったかに載っていた言葉です。
 曰く、作家は看護士でも教師でも囚人でもなれる、とかなんとか。
 故に、やめておきなさい、あなたの前に、無限の可能性があるのだから、作家なんて、やれることの全て潰えた、最後の最後のよすがを最初に選ぶなんて、なんともったいない!
 そんな感じに綴られている文面を、わくわくしながら真っ先に作家の項をめくった北神は大層げんなりしたものでした。
 でも、やはり、創作に触れていたい、というのは、多分「ズッコケ三人組」を読んだ小学校のあの時から変わらず自分の中に刻み込まれているんだと思います。
 原発の切欠を与えてくださった、那須正幹先生に最大級の感謝を。ところで、ズッコケの最終巻を図書館で予約したのが一月前なのですが、まだ帰ってこないのかしら。

 さてさて、新年の挨拶とは程遠い、結局オタらしいことしか口走っていませんが、まあ北神らしいということで。
 こんな俺ですが、また一年、気が向いたら付き合ってやってください。その時は、どうか一つよろしくお願いいたします。

 あ、何回か書き忘れてましたが、「性の六時間」は儀により、キミキス深月ルートをプレイしておりました。来年もやるつもり。深月に変わる、本気で声高に嫁と叫べるエロゲギャルゲキャラにめぐり合えるまでは、彼女と共にクリスマスを過ごそうかと思います。
 別にさして悲しいと思わないあたり、末期かもしれません。
 変な時間に起きたので、眠気ありません。また今からテキスト書きます。