なのか? まあいいや。やりこみ

 
 スターオーシャン1 First Departureのやり込みをやってみた。

 条件
・仲間は固定メンバーの四人
・低レベルクリア
・四人の中で、最高のレベルの物が、今回の記録とする
・基本的にアイテムクリエイション(以下IC)禁止

 主な部分はこんな感じ。
 三つ目の「基本的」という部分ですが、これはICによる「タレント開花」を目的としたICのみ有効ということで。また、ICによって作られたアイテムは使いません、装備しません。ただし、「鑑定」だけ解禁。
 
 前準備
 まず最初にラティとミリーのタレントを確認。なるべくタレントの少ない無能を選別
 これにはもちろんわけがあり、タレントを開花させると、ボーナスとしてSPが100貰えます。これはおいしい。
 幾度かの試行の末、「オリジナリティ」「文才」のみ所有のラティと、「動物好き」「マナの祝福」「音感」「味覚」所有のミリーで手を打つ。術師系のキャラは「マナの祝福」を最初から所有しているので、潔く諦める。また、ミリーは「動物好き」も最初から所持? えらい確率で持ってるのだが。ラティも「オリジナリティ」を最初から所持してる節がある。
 OP〜
 ラティとミリーのタレントの選別がおわり、クラトスの街。
 街に落ちてるアイテム(とりわけ目的は『タリスマン』)を回収し、とうぞくを倒す。
 ここでポイントとなるのは、ここでとうぞく一味を倒すのはミリーとドーンの二人という点
 ミリーは最終メンバーに入るのですが、序盤に早々離脱を決め込み、かえって来る頃には最低レベル30になっている(ルートによっては40だが、今回は30で進む)ので、ここでレベルが上がっても問題ない。また、ドーンは序盤で戦線を離脱し、以降、仲間に加わる事はない。もはやネタキャラとしての地位を確立しているが、まさかの面目躍如である
 二人での戦闘は少しキツいので、ドーンにタリスマン装備。殴り倒す。
 以降、ミリーとドーンの二人で過去ロークまで話を進める。ミリーに密かに思いを寄せているドーン、うれしいのうwwwwwうれしいのうwwwww
 過去ローク〜
 イリアのタレント選別。「デザインセンス」のみのイリアを選別。
 余談だが、タレント選別に多くの要求は望まないが、「味覚」「器用な指先」「動物好き」があった場合、基本的にやり直す。と、いうのも、序盤で手に入るスキルで利用可能なクリエイションで、タレント開花に関係するのが上記の三つだからである。また、そのためにかかるコストも低いのが嬉しい。
 クールに到着。
 アイテムを適当に回収し、シウスと合流。ここでタレントを気にするのは「味覚」の有無のみ。
 条件として四人旅があるので、シウスとは最初のおつかいをすませれば退場してもらう必要があるためである。
 前記と同様、ここからの戦闘はシウスに一任する。ボスらしいボスはいないので、特に問題は起きない。
 シウスを仲間に加え、メトークス山に。
 ここで、メトークス山廃坑へ。
 いわゆる隠しダンジョンである。この時点でありえない、ラティが装備できるDEF200などの防具がわんさか落ちているのである。
 もはや、やり込みの意義を失った気がするが、さもありなん、ここメトークス山廃坑の推奨レベルは30以上。少なくとも強力な術師キャラがいなくては、攻略どころか雑魚戦でさえ瞬殺される。与ダメも0。
 しかし、方法はなくもない。
 その1
 メニューから必殺技の項を選択し、セットする画面で(なし)を選択すると、その時点でなぜかエンカウント確率(?)がリセットされる。ようするに、敵に出会いにくくなる。
 その2
 裏技だが、PSPのディスクの蓋を開けると、敵が出現しなくなる。ディスクからロードできないのが原因と思われる。壊れる恐れがあるのが玉に瑕。
 そんなわけでアイテム回収。
 ポートミス〜
 武器屋にいき、アイテムを回収。スキルショップで感覚レベル2を購入。シウスに「根性」を絶妙に割り振り、「包丁」「目利き」「レシピ」でIC「調理」を覚える。
 乳製品・卵を用いて、シウスに調理。三回程度でタレント「味覚」開花。得たSP全てを「遊び心」に注ぎ、所持フォル80000程度を得る。これで当座の資金には苦労しない。
 クールに戻り、道具屋の親父から報酬を受け取り、シウスを解雇。ポートミスへ。
 アストラル大陸を目指す一行の前に、海賊が出ているので出航は無理と宣告される。
 ここで「果報は寝て待て」を選択。RPGでは「じゃあ海賊退治してやんよ!」というべきなのだろうが、こちとら少しでも経験値を少なくしておきたいのである。
 なお、「果報は寝て待て」を選択すると、「宿屋に20泊すれば海賊はどっかにいくかもしれん」と促される。こちらはシウスの電波のお陰で80000フォルの路銀があるので、宿賃には困らない。一泊60フォルの宿の20泊。アストラル大陸へ。
 オタニム〜
 シウスがいないことにより、フィアが一時的に加入するかどうかの選択。戦闘を一任し、装備品を剥いで、電波でお金をせしめる予定なので、加入を許可。
 初期レベル20。おお素晴らしい。こちらの面子はラティレベル1(初期レベル)、イリアレベル5(初期レベル)である。レベル20もあれば、敵から逃げるのには困りそうにない。
 ここでもタレント選別。何度かの試行の末、「野生の勘」「デザインセンス」所持のフィアで手を打つ。
 スキルショップで「知識2」を購入し、タトローイへ。
 タトローイにはいる前に、フィアに調理で味覚のタレントを開花させ、遊び心でまたぞろお金をせしめ、装備品をひん剥きタトローイ入り。フィアが仲間から外れる。
 タトローイでアイテムを回収し、アイアンと鳥の餌を20ずつ購入。逢えてアストラル洞窟を抜け、そこで回収できるアイテム(主にシンクレアー目当て)をいただき、アストラル城下町へ。
 宿を取り、スキルショップで戦闘2と技術2、イリアの防具を購入し、宿泊。
 タトローイ側のアストラル洞窟入り口でフィアが衛兵を殺すシーンが移り、翌朝、フィアが義理の親父を殺した、という話を聞き、牢に捉えられているが、それを無視
 ここで一時的に仲間にするフラグがあり、パージ神殿に向かうルートも存在するのだが、面倒くさいし、あそこにあるスキルポイント50の嵐は四人でいるときに回収したいのでパス。
 ※後日談だが、この選択は少し誤ったと思う。パージ神殿向かえば、妹萌えヨシュアを一時的に仲間に加える事ができ、そこでも遊び心でお金をせしめた方が、よりこの旅が楽になったはずだ。
 うまく戦闘を回避し、トロップへ。星の船のイベントを遺憾ながらこなし、ヴァン大陸のエクダートへ。
 エクダート〜
 ミリーと再開。
 羽ペンと指揮棒を限界まで購入し、技術3と感覚3のスキルを購入。イオニスへ。
 ロニキスと再開。タレントを選別……と思いきや、最初から「マナの祝福」のみ、という神がかった無能ロニキスが出てきたので、ありがたく進める。
 この時点でのメンバーは、ラティレベル1、イリアレベル5、ミリーレベル30、ロニキスレベル30という初期レベル組。
 ここで、ロニキスとミリーのタレントを順調に開花させ、スーパー特技「なんでも鑑定」を覚えさせる。
 なお、これはICではない! スーパー特技だ! と頭に言い聞かせることがポイントである。色々と負けてる気がするが。
 これは、スペクタクルズを使用することで、特技レベルにあわせて商品を割引または割増で取引できる。イリアも加え、SPを限界まで注ぎ込み、なんでも鑑定のレベルを8に。
 エクダートに戻り、スーパー特技の「割引」を用いて、なけなしのお金で「幻の三味線」を購入。「割増」で三味線を売る。
 このお店の「幻の三味線」、「銀のトランペット」は、スーパー特技を用いれば、購入する値段より、売却する値段の方が大きい、という奇妙な仕様が発生する。さもありなん、商売とは安く買い、高く売るのが基本だ。
 音楽ショップの爺さんには悪いが、ここは非常に徹して取引を行う。スペクタクルズが切れれば買いに行き、取引を行い続け、白銀のトランペット(スーパー特技を用いれば、買価230000、売価250000)まで購入。以降、取引を20分ほど続け、所持フォルを一千万程度まで増やす。……音楽ショップの爺さんが店をたたまないか、ちょっと本気で心配になった
 ヴァン・イ・イル城下町へ。
 試練の迷宮。
 ここにきて、初めてのボス戦。物語は間違いなく中盤である。
 ミリーに回復を一存、ロニキスに呪文を任せ、順調にヨシュアが加入していれば手に入れているであろうメトークス山廃坑の防具で全身を固めたレベル1ラティの特攻。被ダメ0。与ダメ、ほとんど0。攻撃で相手の動きを封じながら壁役に徹する。
 特に苦もなく戦闘を終了。ラティとイリアのレベルが15に。
 ※後日談その2だが、ここで最後にミリーとロニキスを殺しておくべきだったと判断。
 試練の迷宮をクリアし、各国の王と謁見。
 シルヴァラント大陸を目指す。敵と逃げながら、シルヴァラント城下町へ。
 シルヴァラント城下町〜
 SOシリーズ名物の行商人サンタを相手に、エクダートの音楽ショップの爺さんとした取引と同じものを行う。
 今回は購入価格420万、売却価格450万の「サンタブーツ」である。
 高い値段を吹っかけてきたり、シリーズによっては関西弁になったりするサンタ相手に遠慮する必要を感じず、気付けば1億フォル程度所持。そのお金でサンタから「トライエンブレム」を8個購入。
 このアイテムはATK200増加、その他DEF60など、魔力以外のほとんどの能力を補助し、炎、風、闇の属性を無効化する働きのあるアクセサリである。……もうこの時点で詰んだ気がするが、気にしてはいけない。
 シルヴァラント城にてエンブレムを頂戴し、アストラル大陸へ。
 EXダンジョン・旧異種族の遺跡へ行く事も考えたが、めんどくさかったのでパス。大した防具や武器は落ちてなかった……と、思う。きっとトライエンブレムをいっぱい持っていたから気分が高揚していたのだろう。
 アストラル王からそつなくエンブレムを貰い、ムーア大陸へ。
 ムーア城で宝物殿の敵討伐を依頼され、宝物を回収しながら奥へ。
 本来なら、返さなければいけない豪華な剣をカスタマイズしてより強い武器を手に入れ、返却しない(だってこれ豪華な剣じゃないじゃん!という難癖)、という外道を行うところだが、ICは禁止なので今回は大人しく返却。
 ボス戦はもはやこの装備では雑兵レベルの雑魚七体と親分一体。
 犬っころを一匹一匹ラティが切り伏せ、親玉をイリアとラティでリンチ。ロニキスが術で攻撃し、ミリーが防御力の心許ないイリアを援護。
 エンブレムを戴き、ヴァン城へ。
 ヴァン王に促され、ようやっとパージ神殿へ。
 パージ神殿〜
 スキルポイントを回収しながら奥へ。ウルフシェイプ×4と戦闘。ここは、選択肢によってはアストラル城でフィアの汚名をはがしたり、フィアの脱獄を幇助したりした後に行ける場所なので、もはや雑兵と変わらない強さ。ほとんど瞬殺。深部へ。
 ここからはラティ以外、一発数百程度のダメージを負ってしまう領域になるので、逃げる場面でもまた慎重に行う必要がある。
 ようやくやり込みらしくなってきた気がする。
 セキリュティRとセキリュティBを手に入れる部屋で雑魚と強制戦闘。中々強いが、イリアの気孔掌とラティの紅蓮剣、ロニキスのイラプションでなんとか撃破。エアブレードを回収し、奥へ進み真実の瞳入手。
 ヴァン城で成果を報告し、シルヴァラント城から魔界へ進出。
 その前に、シルヴァラント城下町でプライベートアクションを起こし、ミリーからお守りを貰う。
 お守りは全属性の耐性と、炎、風、水属性を無効化。トライエンブレムと合わせれば、光半減、他全属性無効化という屈強の戦士の出来上がりである。レベルは20に満たないが
 アイテムを整え、心置きなく魔界へ。
 真紅の盾戦。
 この旅、一番クラスの難敵である。
 開幕と同時にマイトポーションをイリアに使用。
 オートのラティは紅蓮剣を連発させ、イリアを操作し、気孔蹴で間合いを取りながら立ち回る。真紅の盾の攻撃はニ発もらうとどのキャラクターも死亡確定するので必死。ミリーの回復が間に合うか、真紅の盾の攻撃が決まるかの瀬戸際。
 敵のHPが一万を切ったあたりでミリーとロニキスの作戦を「自ら攻撃に参加せよ」にし、術で回復などをおこなわせず、カミカゼアタックにおきこむ。効果は期待できないが。
 撃破しても、ラティやイリアが死んでいたらやり直し。
 十度程度の試行により、ミリーとロニキスが死亡した状態で真紅の盾を撃破。
 連戦でアルクメーネと戦闘。
 アルクメーネは真紅の盾と比べれば動きと攻撃モーションが遅く、攻撃力も若干劣るので、ミリーとロニキスを生き返らせず、ラティとイリアを上手く回復させながら立ち回り、リンチで沈める。
 この時点で、ラティレベル29、イリアレベル29、ミリーレベル31、ロニキスレベル31。非常に理想的なレベルとなる。試練の迷宮でロニキスとミリーを殺しておけば、全員レベル30だったかもしれないことが若干悔やまれる。
 故ライアス宅でフォースソードを回収。ATK1000の剣。エアブレードの倍程度の攻撃力で、かつ無属性。ラスボスを倒す牙としては十分。
 再び魔界へ。
 エンカウントリセット術を駆使するが、マスターコンビネーションを使ってくるフェニックス系の敵に屠られ、何度も全滅。十度ほどチャレンジし、リザレクトボトル数本を失うが、なんとか時空研究所の前まで到達。
 時空研究所〜
 ここではアスモデウスまで直行ルートを辿る。途中、エルヴンブーツを回収したが、それ以外、特に際立ったものも取らずに愚直に進む。エンカウント率は下げるが、出逢ってしまうものには出逢ってしまうので、なるべく早くに次のセーブポイントにたどり着きたい。
 イセリア系の敵に石化されて全滅したり、スライム系の敵に石化したり、フェニックス系の敵にフルボッコにされたりと障害は色々あったが、なんとかパスワード入力場所までたどり着く。
 デスチャロナとDARKEYE?との戦闘。DARKEYE?は石化攻撃が怖いが、動きが遅いので無視し、術を使うデスチャロナを優先的に吼竜破で撃破。
 レベルが30未満ということもあり、MPが少ないのでブラックベリィをむさぼりながら、DARKEYE?も撃破。
 セーブポイントに戻り、ふたたび直進。グレムリンレアーを取るのを忘れていたが、アスモデウスに到達。吼竜破連発であっけなく撃破。吼竜破強すぎ。
 イベントを通過し、惑星ファーゲットへ。
 拉致されたミリーを助けるため、収容所へ。ここでも強制戦闘はないので、なるべくエンカウントしないようにし、戦闘が始まったら全滅しないことを確認し逃走。収容所はMAPが狭いので、全滅さえしなければすぐにアイテムが買い足せるので心置きなく逃げる。
 ミリーを回収し、バイオ研究所へ。バイオ研究所を抜け、リヴォースタワーへ。
 基本的に一本道なので、アイテムをほとんど回収しながらセーブポイントへ。セーブポイントから最終セーブポイントまでの道のりで全滅した回数は一回、最終セーブポイントまで行ってしまえば、入り口までの直通ルートで回復アイテムが補充できるので、ここでも遠慮なく逃走。
 逃走中に仲間が殺されたら回復。逃走。回復。を繰り返し、最終セーブポイントへ。
 ここで、ミリーとロニキスの装備を、ホーリィクロークに変更。DEFは100に減るが、ネオ・リヴォースの光属性全体攻撃を回復できるのは大きい。
 この時点で写真を撮ったのが、上の画像。ラティとイリアがレベル32、ロニキスとミリーがレベル33。
 ジエ・リヴォース戦
 開幕でマイトポーションをラティに使用、同時にミリーがプロテクションをラティに使用。ラティに吼竜破、イリアは適当に立ち回らせ、ロニキスに詠唱時間の少ないイラプションで牽制させながら倒す。全滅は一回。
 ラティとイリアのレベルが2上昇。ロニキスとミリーのレベルが1上昇。
 ネオ・リヴォース戦。
 戦闘方針は基本的にジエ戦と同じ。
 根気。呪文詠唱時は宙に浮いている状態(?)のため、吼竜破を連発してMP切れを起こしている場合、通常攻撃の横薙ぎで対処しきれない場面が出てくる。
 何度か全滅し、なんどか回復の間に合わない窮地に立たされ、希望を失いかけたが、なんとか四人とも生存状態で撃破。
 そんなわけで、全員のレベルが35、というのが今回のやりこみの成果である
 エンディングは、クールの街でイリアにイヤリングを買ってあげたのが功を奏したのか、イリアエンド。

 少々荒かったり、もっと絞れた気もするが、SO1自体が二度目のプレイでこれだけやれたのは中々だったと思う。
 まだ仲間にしてないキャラがいくつかおり、また、見てないエンディングもあるので、まだもう少し楽しめそうだが、しばらくSOは封印する予定。

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(2007/12/27)
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